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   オーダーペダル製作記

 お久しぶりです!JKです、8月22日といえばそう!
ボズワースの戦いですね!イギリスの現在までに続く歴史はここで決定したといえるのではないでしょうか。
 ここでテューダー朝が生まれることがなければ、フランシスドレイクもイギリス国軍に迎え入れられることもなく、スペインとのアルマダの海戦の結果も変わってしまっていたことでしょう。

 さて、ここ数か月はペダルのオーダーもいただいておりましたのでそのうちの紹介しても良いとご連絡いただきましたものについて
 今後いくつか紹介させていただきたいと思います!

 主にオーダーをいただいた内容といたしましてはFUZZ系が特に多く、
その他にもオートワウやブースター、オーバードライブなど多様なご依頼をいただきました。

 また、スイス製のハイエンドケーブルを使用したオーダーメイドケーブルや、
シールドのコネクター部の改良や修理のご依頼もいただいております。

 現在も数件オーダーのご依頼をいただいており、ブログ等の更新にが進まず
誠に申し訳ございません。

 ご依頼いただきましたペダルの中でも、特に印象深いのはオートワウです。
ご依頼いただきましたお客様はプロの講師・演奏家の方で、
ギター・ベースどちらでも使用できるレンジをもち、一般的な3ノブタイプのオートワウよりも細かい調整ができるものをご所望でした。

 今回のケースではノブの数を5つにすることで、MIX(原音とエフェクト音のバランス)、DEAPTH(掛かり方の深さ)、SENCE(ピッキングに対する反応の鋭さ)に加えAtacckとリリースを追加しました。

 また、あくまでも極端に振り切ったパラメトリックイコライザーのような特性をもつオートワウの関係上、ノイズとは切り離せない関係にありますので、
徹底したローノイズな部品構成で製作いたしました。

 ケースのカラーは紫と見た目のインパクトも強く、紫の筐体に紫のLEDはオンリーワンの存在感を放っています。

 可変範囲が素晴らしく、通常のオートワウではカバーできない周波数帯もカバーしております。

次回もまたご注文いただきましたペダルを紹介できればと思います。

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   VOLペダル 忘備録(令和激動編)

 こんばんはJKです!
 5月11日といえばそう、大津事件ですね!
正直にいえばあまり大津事件の内容には興味はないのですが、西郷隆盛が実は生き延びてロシアへ亡命していたというデマが背景にあったことから繋がる、西南戦争そして城山の戦いには胸が熱くなります!
 なぜか西南戦争の中でも城山の戦いは個人的にもっともヘヴィな内容で胸が熱くなるのですが、なぜか単独のウィキペディアの日本語記事が無く、英語WIKIしかありません!

 さて、前回前々回で紹介させていただきました第3の選択肢たる、
センドリターン事件に関するお話をもう少しだけ続けてみようと思います。

 今回話題となるのは、ソリッドステート(トランジスタアンプと呼ばれることもあります。)ではなく、ある程度真空管アンプに限定された話になります。

 また、近年ではクラスDアンプと呼ばれるパワーアンプがありますが、
こちらはソリッドステートと同じ括りにされることもありますが、
個人的には抱えている欠点の部分が今までのソリッドステートのそれとことなっておりますので、別物として考えております。

 真空管アンプの場合、プリアンプ部での音量を大きくしてしまった場合、
真空管のパワーアンプ部で歪が生まれる場合があります。
 オールドロックのマーシャルやフェンダーアンプではこのパワーアンプ部の歪も心地よくロックの理想音の一つといえるかもしれません。

 VOLペダルをセンドリターンに挟み込むことによりパワーアンプ部の歪量のコントロールに生かすことも可能です!

 また、ソリッドステートアンプ等でも、入力部にバッファー回路や
真空管のパワー部をシミュレートしたような回路が組み込まれている場合があり、
それ単体で歪を生む場合もあります。

 それらのコントロールにも有効となりますので、プリアンプやペダルのコントロールの為に前段に1つ、センドリターンの位置に一つ使われる方もいると南方では囁かれているようです。

 基本的に歪の前におく形式となると、その歪量が絞ることによって変化してしまうので、音量のみを操作したい場合は歪量を変えたくないものの後ろに置く形が理想となります。

 その場合はインピーダンスの問題が新たに浮上してしまいますので、
バッファつきのものをお勧めいたします。

城山の戦いでは刀一本の侍に対し60人の銃を持った兵たちとの戦いだったと一説ではいわれております。
 どれほどデジタルの軍勢に囲まれようとも、その音色一色で戦うFUZZ達に思いを馳せてみてもよいかもしれません。

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  VOLペダルの配置について

  こんにちはJKです!VOLペダル考察シリーズの第2弾です。
5月11日といえばそう!スペンサー・パーシヴァルが暗殺されてしまった日ですね。

 イギリスで唯一暗殺されてしまった首相で、暗殺される前年、
かの有名な機械打ちこわし運動が巻き起こっておりました。

 何度踏みつけられようが打ち壊されないVOLペダルの輝きは200年の時を経ても
燦々と輝き続けています、本題にはいりましょう。

前回は軽くVOLペダルについて一般的な使用方法をまとめてみました。
         https://ambientone.net/other/346/

 その中でアンプのセンドリターンにVOLペダルを使用する方法をご紹介させていただきました、今回はその内容により沈み込んでみようと思います。


 VOLペダルはVOLを操作するペダルとはいえ、VOLの変化は実際には
VOLペダルの後段のペダルやプリアンプの挙動に大きな変化を与えこそすれ、
繋ぐ数やペダルの種類によってはVOLの操作が思い通りにいかない場合があります。

 前段のVOLペダル(ギターVOLでも同じです)を絞ってみても、ゲインは変化しますが思ったよりもVOLが下がらないといった経験がある方も多いのではないでしょうか。

 そこでセンドリターンにVOLペダルを繋ぐ方法が一つ浮かび上がってきます。
この方式の場合、ある程度の音量や歪量を決定するプリアンプの後段にVOLペダルを配置する為、全体の音量を一括でコントロールするという点においては理屈上もっとも理にかなった配置といえるでしょう。

 しかしながら難しい点があります、近年ではインピーダンスという言葉は
ギターベース界では知れ渡っていますが、アンプがセンドから送る信号のインピーダンスは、アンプの種類によってまちまちで、バッファー機能を搭載していないVOLペダルを使用しない場合、インピーダンスの関係で音質が非常に劣化してしまう場合があります。

 バッファー回路を搭載していないVOLペダルはVOLポットの数値を多くのギターやベースに適合可能にするために、その内部のポットの数値はある程度アバウトな数値が選定されている場合が多く、ハイインピーダンス用、ローインピーダンス用とざっくりです。

 もしセンドリターンに接続するこの方法を採用する場合は良質なバッファー回路を搭載したVOLペダルの仕様をお勧めいたします。
非常に大きなインピーダンスを受け止めることが可能なバッファーアンプを組み込むことにより、内部でインピーダンスを変化することでインピーダンス問題による音の劣化を防ぐことができます。

 当店でも某4本足の伝説の獣のバッファー2弾構造で挟み込んだVOLペダルや、
ディスクリート回路に拘る方向けのディスクリートバッファーで挟むこむ方式のVOLペダルを製作しています。

 次の回バッファ搭載型や非バッファ搭載型のバリエーションについて、
ご紹介できればと思います。

 あれほど機械を打ち壊したイギリスで、電子楽器の象徴たるFUZZやWAHが生まれたことに思いを馳せてみるのはいかがでしょうか。
 これからの日本の音楽の繁栄を願って、身近な機械を打ち壊してみるのも趣深いかもしれません。

 

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    VOLペダル オードブル

 こんばんは!JKです!
ここ数か月ブログの更新が止まってしまっておりました!誠に申し訳ございません。
ブログは止まっておりましたがペダル製作やオーダーメイドケーブルの製作などごりごり進めております!

 5月11日といえばそう!フォントノワの戦いですね!
かの有名なオーストリア継承戦争の一つです。
 ネーデルラントを巡って長きにわたってイギリスとフランスは戦いを繰り広げてきましたが、その中でも有名な戦いの一つではないでしょうか。

 今日は本数を乱打する予定となっておりますので、脱線はほどほどに
本題へはいりましょう。


    そもそもVOLペダルの利点とは何かについて考えてみましょう。

VOLペダルそのものはFUZZやWAHやFUZZやディストーションやFUZZのように、
それ単体で音を積極的に加工するわけではないので、ゲームチェンジャーにはなりえないと思われがちですが、その守備範囲は非常に広く、ボード全体の挙動に大きな変化をおこせるため玄人好みの一品といえるかもしれません。

          では具体的な用例を見ていきましょう。

1、ピッキングの手を止めることなく、足元でVOLをコントロールすることが可能なため、トータルのアンプのゲイン量の調整やVOLの調整ができる。

2、いわゆるギブソンタイプのギターの場合VOL、手元からVOLの位置が遠い為、
VOLコントロール自体が難しく、またVOLが各PUで独立しているために
一括でのVOLコントロールができないという問題を解消してくれます。
またギブソンタイプの場合難しいVOL奏法もVOLペダルがあれば可能となります。

特に一般的な使い方が上記の2点ではないでしょうか。

3、センドリターンに挟み込み、パワーアンプ突入前の音量を調整する
 この使い方も玄人の間で特に使われるテクニックですが、
最終的な音量を決定するということにおいて非常に便利な使い方の一つです。

 同時に使用するペダルの種類や数、アンプの種類によっては、
前段にVOLペダルをおいても望んだようにVOLだけを変化させるといった使い方が
できない場合がありますが、適切なインピーダンスのVOLペダルを使用することにより、パワーアンプ突入前の音量を変化させることで、音量変化のみに特化した機能を持たせる方法の一つです。

 この3の使い方や、接続する位置に関しては2~3本ブログがかけてしまうので、
より詳しい考察はまた後日!

 こんな雨の夜には、踏みつけられながらも音の大地を支えてくれる足元のアトラス達に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

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VOLペダルは玉虫色

  お久しぶりです!JKです!1月25日といえばそう!カノッサの屈辱ですね!
神聖ローマ帝国皇帝のハインリヒ4世がローマ教皇グレゴリウス7世に寒い雪のなか裸足に断食でひたすら謝り続けた謝罪会見の集大成とも呼べる事件なのではないでしょうか!
 ローマ教皇は許しを与えましたが、世間は許しを与えてくれないところの厳しさは
ビッグマフのトーン回路を思い起こさせますね!

 さて、現在Ambientoneでは新製品を続々と開発しております。
その中でもVOLペダル!これを一押ししていきたいと思います。

 VOLペダルの難しさとして、原音の劣化がやはりあげられるかと思います、
そこで入力部と出力部の両方を、かの4本脚で有名な獣人に採用されていたバッファーを応用し、挟み込むことで劣化を抑え、どのようなインピーダンスのギターやベースにも対応できるようにしたモデルと、
 劣化を自然現象の一部ととらえ孔子の教えに従い、特にフェンダー系のギターの
内部回路の延長としてCTSポットとクロスワイアを用いハンドワイアリングにて
組み上げられたものの2種を開発中です!

 踏みつけられるという屈辱をものともせず、黙々と音を彩ってくれるペダルたちによって、我々は支えられているのだということをこのカノッサの屈辱は教えてくれているのではないでしょうか。

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ハンダーハンダーの選び方について

 こんばんはJKです、とっても寒くなってきましたね!


 12月2日といえばそう!ナポレオン祭りです!1804年のノートルダムでのあの華やかな戴冠式、そして翌年のアウステルリッツの3帝会戦(あらゆる戦史の中でもっとも心躍る戦いの名前ではないでしょうか)
 そして孫のルイ=ナポレオンが1852年にはフランス皇帝に即位したのもこの日といわれてるとかいないとか!

 さて、今回ははんだの個人的な選び方です、が、が、が
どこのどのメーカーのはんだがどんな音がするとかではなく、作業性においての
個人的に重要だと思われる点を解説していけたらと思います。

ギターやペダルをはんだづけする際においては、ケーブルへのよびはんだ、ポットや
ジャック部への盛り付けるようなはんだづけ、基盤のホールへ流し込むようなはんだづけ、大きくこの3つに分類されるかと思います。

 個人的なはんだの選定方法としては、はんだづけ後の艶、流れやすさ(さらさら度合)、その香しきかほり、逃げる際にはんだを煙幕代わりにする煙度合にわかれています。

 予備ハンダをする際には、特に捩り線の場合においては流れやすいサラサラとしたはんだが圧倒的に便利です、予備ハンダはある程度しっかりと内部の芯線まで流す必要がありますので流れやすいケ☆44などが定番でオススメです。
 ケ☆44はとても流れやすく、艶も出やすい使いやすいはんだで定番になるのも頷けるのですが、ポットの背面等につける際、慣れていない人だと球をうまく作ることができず、ベチャー!とナンを引き延ばしたようなはんだの上にタンドリーチキンが乗ってしまったようなハンダになりがちです。
 ペダル類を配線するときに、基盤にはんだづけするのにも使いやすくおススメできます。
 
 私は予備ハンダは基本的にケ☆44で行い、ポットの裏へ配線する際はもっと粘度が高く、個人的には音質的にも優れていると思っております流れにくい硬めのはんだを使用しています。
 もちろん、リペア作業の際にはケ☆スタ44がご希望であればケ☆44での作業も可能です!
 当店で使用しておりますポットのアース部等やスイッチの重要な部分に関しましては音質と導電性、仕上がりの良さからケ☆44ではないはんだを基本的には使用しております。

 また、音質を重視するというオーディオマニアのために、銀入りのものやプラチナ入りのはんだも存在します。
 彼らはヤニの含有量の少なさや銀やその他の混合物がはいっているため、ケ☆44のような綺麗な銀色の玉ではなく、灰色気味だったり、濁り気味のカラーに仕上がってしまうものが多い為、見栄えを大事にする方にはお勧めできません。

長くなってしまったので、続きはまた次回! 

 あなたもファズフェイス、ビッグマフ、オクタヴィアを並べて、アウステルリッツの3帝会戦について思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。

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配線材についてざっくりとその1

 こんにちは!JKです。10月26日といえばそう!OK牧場の決闘ですね!
 
 ワイアットアープら率いる保安官隊とクラントン兄弟ら無法者チームの有名な銃撃戦が行われた日ですね。実際にはOK牧場と呼ばれてますが行われた場所は牧場ではありませんでした。
 そして保安官VS無法者の構図が正義と悪の対決のように見えますが実際には不倫の縺れからくる小競り合いが発展したものだったのです。
 FUZZ FACE派とBIG MUFF派も往々にして互いに浮気するので、銃撃戦の日も近いのかもしれません。
 
 保安官といえばウエスタン、ウエスタンといえばそう、ウエスタンエレクトロニックですよね!
おそらくエフェクターやギター内部配線材として使われるヴィンテージ配線材としてはもっとも有名なメーカーではないでしょうか。

 しかし一口にウエスタンエレクトロニックや、ベルデンといえどもその中には数多くの種類があります。次回からそんなケーブルに関して簡単にまとめていければと思います。
 ケーブルにはざっくり分けて太い線が一本ボン!と通っている単線と、細い線が何本も束ねられている撚り線に分けられます。
 この仕様の違いは個々の線形の太さに直結してきますので、音にも大きな違いを生み出します。
 また取り回しやすさや、ケーブル自体の折れやすさにもかかわってきますので耐久性の観点でも大事な部分です。

 むやみやたらにヴィンテージワイアーをアンプに使い、高圧がかかる部分で焼ききれアンプごと発火!ということにも繋がり兼ねませんのでご注意ください。
 特にヴィンテージの単線ワイヤーは経年劣化によって折れてしまい、一度そのシャーシに線触れにければそのアンプ燃ゆること間違いなしです。

 あなたもヴィンテージワイヤーでメビウスの輪を作り、エフェクター界の永遠の循環に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。そしてこのヴィンテージワイアー達は赤い糸も繋ぎすぎれば命が危ういのかもしれないと訴えかけているのかもしれません。

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ノブの光はすべて星

 こんにちは!JKです!今月も魑魅魍魎が跳梁跋扈する式闇の帳が帝都を包む宵、
コスプレの緞帳が開く季節がやってまいりましたね!
 しかし今年もコロナ禍中ということで、夜を彩るハロウィンの瞬きもどうなってしまうのか、そんな不安なあなたにこそペダルの光で足元を照らしてみるのはいかがでしょうか。

そんなあなたにこんな一品がございます!



 ポット内部にLEDが仕込めるようになっております。このポットとクリアのノブを併用していただければ足元のペダルの更なる輝きを加え、ステージという暗闇に眩く輝く銀河を作り上げることもできます。眩いたその小宇宙はあなたの音楽に無限の可能性を加えてくれるのではないでしょうか。

 また、当店ではギターのヴォリューム等をこのポットへ置き換えるサービスも企画中です。ステージ上で眩く輝くポットは目立つだけでなく暗い中でのVOLポットメモリの視認性も向上させてくれるため、実践的です。また電源部に関しても可能な限り無加工での取り付けが可能なシステムを構築する予定ですのでご期待ください。

 特にPRSユーザーの方には、ランプシェードノブをオレンジやウォームホワイトのカラーでほんのり光らせれば、上品かつ高級感のある演出でお勧めです!

 あなた自身の手で光を掴み、輝ける音楽の宇宙へ一歩踏み出してみるのはいかがでしょうか。

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国産FUZZ 復活の儀,Easy Bee Gee lemon Squeezy.

こんばんは!JKです!10月12日といえばそう!コロンブスのアメリカ大陸発見ですね!
かつてはコロンブスがアメリカ大陸を発見したことにより、西洋人がその時はじめてアメリカ大陸を発見したものと思われておりましたが。
 その実、ノルマン人達は遥か昔からアメリカ大陸においても交易をおこなっていたことが判明し、近年ではアメリカ大陸の西洋人による「再発見」であったと記述されることが多くなりました。

 そして時は流れて2021年、我々は日本が誇る知る人ぞ知る伝説のFUZZを「再発見」し、復刻とブラッシュアップを全力で試みています!

 いまや押しも押されもせぬ帝国を築きあげているB1G MUFF帝国ですが、かつて、日本の電子楽器の雄
R0LANDもまたまったく別の手法を用いてB1G MUFFの亜種ともいえるような素晴らしい名機を生み出していましたが、流通数の少なさからFUZZ界のフォークロアとして語り継がれて来ました。

 今回、そんなファズを当時の貴重な半導体部品を用いてかつ、現代的な使いやすさに改良した一品に仕上げようと奮闘中です。

 B1G MUFFとの大きな違いは同系統のトーン回路を持ちながらも音の粒立ちがよく、非常に分離感のいいサウンドが得られるところではないでしょうか。
 B1G MUFF好きの方にもぜひ一度試してもらいたい一品です!

 真の歴史的名機とは、思わぬところで押入れの中からでてくるものなのかもしれません。迫りくる年の終わりに向け、いつか名機と呼ばれることを夢見てファズをそっと押入れの中にしまい込んでみるのも趣深いかもしれません。

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FUZZ開発中です!

こんばんは!JKです!9月も終わり、最近は涼しくなってきましたね!
コロナ禍の激動の2021年も終わりが見えてきた10月の初日、そう10月1日といえばみなさんご存じ!シンゴジラに続いてガウガメラの戦いですね!
 かの有名なアレクサンダー大王率いるマケドニアが、ダレイオス三世率いるペルシャ帝国軍を打ち破り、古代史上最大規模の支配を築き上げる大きな転換点となりました!
 彼はインドを超えた先にあるという、世界の果てを目指し、酒に酔った勢いで親友を殺害したりしながら行軍を続けましたが、部下たちのもう疲れたから帰りたいという声に負け、その帰路病死してしまいました。
 しかしそののち人類が知ることとなったのは、宇宙はいまも広がり続け、地球は丸く、果てはなく永遠の周回を繰り返しています、そう、まるでギターのペダルのブームのように。

 そんな10月1日、いまもっとも熱いペダル、そう、それは一周回ってFUZZです。
FUZZ→オーバードライブ→ディストーションと3段活用のように広がり、永遠の周期を描きながらブームも変化しています。
 しかしあらゆるペダルの原点であるFUZZ、特にFUZZ FACEこそまさにペダル界のイスカンダルといえるのではないでしょうか。

 当店では現在、FUZZ FACEを元に更なる調整を加え、シリコントランジスタを使用していながら、ヴィンテージのゲルマニウムトランジスタのような挙動と安定性を兼ねそろえたペダルを鋭意開発中です!

 またかの有名な伝説のオクターブファズを元にしたモデルも現在開発中ですので、ご期待ください。現在開発チームは実験に次ぐ実験を繰り返しており、オクターブファズの果てを目指しております!

 みなさんもこの10月、果てなきオクターブファズの深淵を覗き込んでみてはいかがでしょうか、深淵を覗くとき、オクターブファズもまた、あなたを覗き込んでいます。