フェンダーアンプ初段回路を、FETで再現しブースターとして使用できるペダルが
00年代初頭近くから生まれ人気を博し、現在でも多くのバリエーションが生まれています。
これらのペダルは、真空管の代替として、動作挙動が近いといわれている、FETを使用した非常にシンプルな回路でありながら、その動作のナチュラルさ、ヴォリューム操作への追従性の良さから、一味違う自身のプレイをそのまま映し出す鏡のようなペダルだといえるでしょう。
同じ定数で組み上げたとしても、回路のシンプルさゆえにビルダーの使う部品、配線の方法また部品同士の足の距離ですら、音に変化を加える要因となっています。
当社では、電源回路には現代的なオーディオグレードコンデンサーを使用し、不要なノイズを抑え古き良きカーボンコンボジション抵抗と、現代的な高精度の抵抗を必要箇所にブレンドいたしました。またFETの個体一つ一つに合わせた調整をおこなっております。
出力が強いギターにお使いいただければ適度な歪も生まれ、真空管アンプや、お気に入りの歪ペダルの前につないでいただければ、倍音を加える良きブースターとしてもお使いいただけます。
単体でお使いいただければ弾き方やコントロール操作、ギター本体の特性が強く反映される味わいの深いペダルとなっております。