カテゴリー
その他

ノブの光はすべて星

 こんにちは!JKです!今月も魑魅魍魎が跳梁跋扈する式闇の帳が帝都を包む宵、
コスプレの緞帳が開く季節がやってまいりましたね!
 しかし今年もコロナ禍中ということで、夜を彩るハロウィンの瞬きもどうなってしまうのか、そんな不安なあなたにこそペダルの光で足元を照らしてみるのはいかがでしょうか。

そんなあなたにこんな一品がございます!



 ポット内部にLEDが仕込めるようになっております。このポットとクリアのノブを併用していただければ足元のペダルの更なる輝きを加え、ステージという暗闇に眩く輝く銀河を作り上げることもできます。眩いたその小宇宙はあなたの音楽に無限の可能性を加えてくれるのではないでしょうか。

 また、当店ではギターのヴォリューム等をこのポットへ置き換えるサービスも企画中です。ステージ上で眩く輝くポットは目立つだけでなく暗い中でのVOLポットメモリの視認性も向上させてくれるため、実践的です。また電源部に関しても可能な限り無加工での取り付けが可能なシステムを構築する予定ですのでご期待ください。

 特にPRSユーザーの方には、ランプシェードノブをオレンジやウォームホワイトのカラーでほんのり光らせれば、上品かつ高級感のある演出でお勧めです!

 あなた自身の手で光を掴み、輝ける音楽の宇宙へ一歩踏み出してみるのはいかがでしょうか。

カテゴリー
その他

国産FUZZ 復活の儀,Easy Bee Gee lemon Squeezy.

こんばんは!JKです!10月12日といえばそう!コロンブスのアメリカ大陸発見ですね!
かつてはコロンブスがアメリカ大陸を発見したことにより、西洋人がその時はじめてアメリカ大陸を発見したものと思われておりましたが。
 その実、ノルマン人達は遥か昔からアメリカ大陸においても交易をおこなっていたことが判明し、近年ではアメリカ大陸の西洋人による「再発見」であったと記述されることが多くなりました。

 そして時は流れて2021年、我々は日本が誇る知る人ぞ知る伝説のFUZZを「再発見」し、復刻とブラッシュアップを全力で試みています!

 いまや押しも押されもせぬ帝国を築きあげているB1G MUFF帝国ですが、かつて、日本の電子楽器の雄
R0LANDもまたまったく別の手法を用いてB1G MUFFの亜種ともいえるような素晴らしい名機を生み出していましたが、流通数の少なさからFUZZ界のフォークロアとして語り継がれて来ました。

 今回、そんなファズを当時の貴重な半導体部品を用いてかつ、現代的な使いやすさに改良した一品に仕上げようと奮闘中です。

 B1G MUFFとの大きな違いは同系統のトーン回路を持ちながらも音の粒立ちがよく、非常に分離感のいいサウンドが得られるところではないでしょうか。
 B1G MUFF好きの方にもぜひ一度試してもらいたい一品です!

 真の歴史的名機とは、思わぬところで押入れの中からでてくるものなのかもしれません。迫りくる年の終わりに向け、いつか名機と呼ばれることを夢見てファズをそっと押入れの中にしまい込んでみるのも趣深いかもしれません。

カテゴリー
その他

FUZZ開発中です!

こんばんは!JKです!9月も終わり、最近は涼しくなってきましたね!
コロナ禍の激動の2021年も終わりが見えてきた10月の初日、そう10月1日といえばみなさんご存じ!シンゴジラに続いてガウガメラの戦いですね!
 かの有名なアレクサンダー大王率いるマケドニアが、ダレイオス三世率いるペルシャ帝国軍を打ち破り、古代史上最大規模の支配を築き上げる大きな転換点となりました!
 彼はインドを超えた先にあるという、世界の果てを目指し、酒に酔った勢いで親友を殺害したりしながら行軍を続けましたが、部下たちのもう疲れたから帰りたいという声に負け、その帰路病死してしまいました。
 しかしそののち人類が知ることとなったのは、宇宙はいまも広がり続け、地球は丸く、果てはなく永遠の周回を繰り返しています、そう、まるでギターのペダルのブームのように。

 そんな10月1日、いまもっとも熱いペダル、そう、それは一周回ってFUZZです。
FUZZ→オーバードライブ→ディストーションと3段活用のように広がり、永遠の周期を描きながらブームも変化しています。
 しかしあらゆるペダルの原点であるFUZZ、特にFUZZ FACEこそまさにペダル界のイスカンダルといえるのではないでしょうか。

 当店では現在、FUZZ FACEを元に更なる調整を加え、シリコントランジスタを使用していながら、ヴィンテージのゲルマニウムトランジスタのような挙動と安定性を兼ねそろえたペダルを鋭意開発中です!

 またかの有名な伝説のオクターブファズを元にしたモデルも現在開発中ですので、ご期待ください。現在開発チームは実験に次ぐ実験を繰り返しており、オクターブファズの果てを目指しております!

 みなさんもこの10月、果てなきオクターブファズの深淵を覗き込んでみてはいかがでしょうか、深淵を覗くとき、オクターブファズもまた、あなたを覗き込んでいます。

カテゴリー
その他

部品から見るペダル解体新書その1

 こんばんは!JKです!
 9月20日といえば、はい!サラミスの海戦ですね!アテナイ軍がペルシャ艦隊を打ち破った日です!もしくはかの有名な世界周航を達成したマゼランが出港した日ということで、皆様もペダル部品の大いなる海へ船出してみてはいかがでしょうか。

 今後はマニアック偏とざっくり簡単解説編に分けて記事をつくってみようと思います。

 
 

今回はこれ!抵抗です。

 はい!これはカーボン皮膜抵抗という部品になります、これ以外にも顔色が悪くなった

金属皮膜抵抗君

              古風なイメージが特徴の

カーボンコンポジション抵抗

ほかにもセメント抵抗パンマンや酸化金属皮膜抵抗ちゃんがいますが、ギターペダルで主に使われるのは上の3つです!

 ざっくりした特徴として
 カーボン皮膜抵抗は肌色、安い、精度は±5パーセント、もっとも標準的な抵抗です。
歪ペダルに合うといわれることが多い抵抗で、もっとも見かける機会が多いと思います。

 金属皮膜抵抗は青色、カーボンより少し高い、精度は±1パーセント、カーボン皮膜抵抗よりも精度が要求されるところにしようされます。
 構造上ノイズにも強いとされ、音は硬質といわれがちですが、私としては広くレンジがとりやすく、精度もよく個体差を抑えられるためにバッファーやクリーンブースターに向いている抵抗だと思います。

 カーボンコンポジション抵抗はいわゆるビンテージものに使用されることも多く、構造ももっとも古い部類です。
 精度は±5パーセントなのですが、古い部品であるという関係上、その±5パーセント枠で収まらないものも多く、選定が必要となります。
 またリード線を曲げる際に本体も割れてしまう可能性があるので取り扱いには注意が必要です。
 価格も入手性の関係で上記の2つよりも高い場合が多く、また選定が必要なため高コストになりがちです。
 音としてはやはりいわゆるビンテージ音のイメージから想像される、いわゆるローファイな(よく言えば温かみのある)音といわれています。私としては音に積極的に色付けを加えていく、ファズや古風なブースターに使用するのにやはり向いていると思います。

 上記の3つの抵抗を使い分けているメーカーも多く、使用されている部品からそのペダルの目指す方向を読み取れる場合もあるので、知っておくとちょっと楽しくなれるかもしれません。

 当店ではもっともクリーンな方向を目指すブースターに金属皮膜、ファズやFETブースターにはカーボンコンポジション抵抗を使用しています!

機会があれば抵抗マニアック偏として、抵抗のメーカー各々の私の所見をご説明できればと思います。

カテゴリー
その他

このオレンジドロップなにが違いますん?

 こんにちは、JKです!今回はエフェクターやギターのトーンに使用するコンデンサに関してざっくりお話しようかと思ったのですが、あまり馴染みのない用語をもちだすよりも今やリプレイスメントの定番となっているオレンジドロップ君をテーマに掘り下げていこうと思います。
(当店で製作しております、エコープレックスプリアンプには、本家同様ふんだんにオレンジドロップを使用しております!)

ABT-003 Echoplexについてはコチラ!

実は定番となっているオレンジドロップにもばっさり分けて2種類あるのをご存じでしょうか。

これと
これの違いがわかりますけ?

 え?オレンジドロップって全部同じやありませんの?みんなオレンジドロップオレンジドロップゆうからみんな一緒やお持てましたわ!
と、おっしゃる方もおられるかと思います。

実際、楽器店やネットショッピングでオレンジドロップのページを見ても、明記されていない場合もそこそこあるようです。

 が、が、が、418Pと呼ばれるタイプと715P、716Pと呼ばれるタイプでは、見た目はどちらも同じオレンジドロップでも大枠でみればどちらもフィルムコンデンサとよばれるものですが、使われている素材がまったく違うため、音響特性も違います。

 418Pと715Pと716P?さっき2種類いいましたやん!嘘つき!

 とお思いかとおもいますが、715Pと716Pは型は違いますが基本的な素材が同じで
716Pが715Pの上位モデルにあたるものなので、素材でばっさり分けて2種類ということでご勘弁ください。

418Pのほうは同じフィルムコンデンサでもポリエステルフィルムコンデンサと呼ばれるものでPSコンデンサと明記される場合がありますが、実際にはPSコンデンサは別の種類のコンデンサのことを指す場合がありますので、非常にややこしいです。

715Pのほうはポリプロピレンフィルムコンデンサと呼ばれます。
ポリプロピレンコンデンサは特性が良く、オーディオに向いている高音質な部類のコンデンサとなっております。

 その2つ、素材違ったらどない違いますのん?音にも変化はでるんどすか?

 ただ言ってみたかっただけの用語として突然登場させますが、誘電正接またの名をtanδ(タンジェントデルタ)がコンデンサに使われる素材によって違うため、音質に変化をもたらします。

日常でまったく発音することのない用語ランキング上位なのは間違いないので、秋の月を見上げながらタンジェントデルタと呟きながら夜を過ごすのはいかがでしょうか。

カテゴリー
その他

新説!最新版トゥルーバイパス解体新書!?

 こんにちは、JKです!本日はエフェクター関連ワードでばり目にするであろうランキングトップ3のトゥルーバイパスに関して簡単にお話しできればと思います。

 実は厳密にいえばトゥルーバイパスにもいくつか種類がござりまする。
特に多い2種類として
1、機械式スイッチ(主に9ピン、たまに12ピン)を使用したトゥ~ル~バイパス
これは接点の切り替えを利用したもので、踏むごとに内部のスイッチのピンの接触する位置が変わり、ゆきて帰りし物語のように音声信号の切り替えをするというものです。
 当店ではエフェクトOFF時は、エフェクトの入力部をアースに落とすことでエフェクト音の音漏れを防いでおりますが、エフェクトの入力部がアースに落ちていないものはエフェクト音がOFF時の音に回り込んでくる場合があります。

エフェクターのトゥルーバイパスによく使用される9ピンスイッチ
DTPTとも表記されます。

 利点としましては、単純な接点切り替えのみの為、OFF時にそのエフェクターのどの回路も通らないためにOFF時には原音をしっかりと維持したままバイパスすることができます。いわゆるデジタル回路の切り替えとは違い、一瞬で回路が切り替わるためレイテンシーとも無縁です。

 欠点といたしましては、接点を一気に切り替えるために、内部でシールドを一瞬引っこ抜いたのと同じような状態が発生するために、切り替え時にPOW!というポップノイズと呼ばれるノイズが発生してしまうことです。当店ではこれに対してはプルダウンレジスターと呼ばれる抵抗を追加することで、ポップノイズを抑えてあります。
 曲も進行し、ボーカルの声だけが響き渡る大サビ前のそのひと時、緊張感のある盛り上がりに響き渡るパフッ!っというノイズ!これは抑えねばなりますまい。

 また、いくらトゥルーバイパスといえども、君ひとたびその数多く繋ぎければ音細くなりにけりとなってしまいます。この場合には先頭に優秀なバッファーペダルをつないであげるとよいでしょう。

 また別のトゥルーバイパスの方法としては、電子リレーを使用する方法があります。これは主にチューナーに多く見られるバイパス方法で内部に電子リレーを使用して信号を切り替える方法です。
 トゥルーバイパスと明記されていても、電源が抜けている場合切り替え動作自体が行われないものがこれにあたります。

電子リレーの一例

 え!トゥルーバイパスでも種類が違いますんけ!?じゃあ音も違いまするか?
と、思われるかもしれませんが、正直なところスイッチ自体の接点の個体差もありますので音質の有利不利は聞き分けられるほどではないと思います。
 事実、よりピュアな高音質が求められるハイエンドオーディオの世界でも電子リレーはつかわれております。

 電子リレー方式の利点、欠点に関しても機械式スイッチのものと同じです。チューナー以外にも意外と多くのメーカーがこのリレー方式を採用しています。
微々たる追加の欠点としましては、リレー自体の動作にも電源が必要なため、多少電池の消耗が早くなってしまうことでしょうか。

上の2つの素材の違い以外にも、機械式スイッチを使用したトゥルーバイパスの配線のパターンはいくつかあります。正直なところ、そのパターンがかわったことで音質に大きな変化が出るものではないと思いますので、配線のしやすさを重視してあげるとよいと思います。

ざっとトゥルーバイパスに関して触れてみました、次回は電子スイッチを利用したスイッチの解説ができればいいなと思います。

カテゴリー
その他

そのノブほんとにブーストノブ、後編

 こんにちは!JKです!先日書き始めて長くなってしまった1ノブブースターのノブ掘り下げ記事の続きです!

 ざっくり今回みていく2つの仕様についておさらいしてみましょう。
A:ほんとにゲインを弄れるゲインノブ:弱点はノブをあげていくことであえて歪をつくることもできるが、欲しい歪量に達した時点で音量が大きくなりすぎてしまう場合がある。

B:ゲインは固定で実はヴォリュームノブ:弱点は出力の大きいピックアップ等だと歪んでほしくない場合でも通した時点で歪んでしまう場合がある。

 Bのような方式のブースターの場合、出力が強いピックアップを搭載されているギターをお使いの場合は、ブースター自体が過入力によって歪んでしまう場合があります。このブースターによって生まれてしまった歪は、B方式の場合は増幅量そのものを調整することはできないので歪んでしまった音の音量の増減のみしかノブによってコントロールできません。
 もちろん、その生まれる歪が心地よいと人気のモデルも多数あり、狙って歪ませる人も多く一概に弱点といえるものではありません。また、この歪を発生させなくしたい場合はギター側のヴォリュームを絞り、信号を弱めてあげることで解消することができます。

 またBの方式で増幅されたものと、Aの方式で増幅されたものを、同じ音量に揃えたとしても後段のアンプやエフェクターへの影響は大きく変わってきます。
 例えばAの方式のブースターの後段にさらにBのようなヴォリューム回路を備えたブースターも存在します。
 
 この複合バージョンの利点としては、歪量の調整と音量の調整どちらも備えているため、ギターにあわせて歪まないように(もしくはあえて歪ませる)設定して、あげることができます。
 一見すべての弱点を解消して無敵に見えるこの複合体ですが、実際はこのレベルまで音量を増幅したい!と思いゲインレベルをあげてしまうと結局歪んでしまうという事態はかわりません。
 
まだまだこの話では語りたいことがあるので、さらに次回!

カテゴリー
その他

そのブーストノブ、ほんとにブーストノブ?

 こんばんは、JKです!今日はブ~スタ~に関するちょっとマニアックなお話をお届けできればと思います。

 1ノブブースター、いいですよね。自分、不器用ですから…増幅しかできません。
みたいな潔さ!

 だいたいの1ノブブースター、ノブの名前は当然ブーストとかGAINになってますよね、今日の話題はまさにそのノブ!

 回路の話は専門的になってしまうので、ここではバッサリ割愛しちゃいますが、実はそのノブ、ほんとはブースト量を決めるノブではないかもしれません。ものによっては実際はそのノブはいわゆるヴォリュームに相当するものの場合があります。

 え?じゃあそれって何が違いますのん?おなじやないんですけ?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
 実際には大きく違いがでる部分なのです。

 細かく分類すれば思わず星空を見上げたくなるほど広大なブースターの大海原が広がっているかもしれませんが、あえて3種類だけに限定してお話してみましょう!回路のこととなると、何社のどの製品と限定することはできませんのでご了承ください。
 
1,ゲインノブが実際に内部の増幅してくれる核となるトランジスタ(FETもろもろ含む)やオペアンプといわれる半導体部品の増幅量を変動させるタイプ
タイプ Aとします。

2、内部の増幅してくれる核となるトランジスタ(FETもろもろ含む)やオペアンプといわれる半導体部品の増幅量は固定で、増幅させたのち、ヴォリューム回路を取り付けることでゲインが変動しているような挙動に見せているもの。
タイプ Bとします。

3、内部の(以下略)増幅量は固定で、実はそもそもインプットした直後にギターについているようなヴォリューム回路がはいっているもの。
インプットの信号を増減することで、回路自体の増幅量を操作する形ですね。
タイプ Cとします。

 じゃあAとBあわしてゲイン調整とVOL調整ができれば無敵になれるんとちゃいますん?、とお思いだと思うのですが、それに関しても別の落とし穴があります。
 書き始めたのですがあまりにも長くなってしまいましたのでそれはまた次回!

カテゴリー
その他

ポイントトゥポイントってなんどすえ?

 こんにちはエフェクター担当のJKです!今日はポイントゥポイントについてざっくり書いていこうと思います。

ラグ板

 ポイントゥポイントとは、これがポイントトゥポイントじゃけぇ!といったような明確な定義はなくラグ板やユニバーサル基盤、タレットボードなどを使い部品の足と足同士の温かい触れ合いを大事にした配線方法となっております。


 部品の足と足でつないでいくため、信号の劣化が少なく、音質に有利といわれており古来から伝わる配線方法の一つです。
 オールドアンプやブティックアンプなどはタレットボードなどをつかったポイントぅポイントであることが多いです。

      ユニバーサル基盤


 え!ユニバーサル「基盤」?ちょいまちや、あんさん「基盤」つことるやないか!
とお思いの方もおられるかもしれませんが、ユニバーサル基盤の背面はランドと呼ばれる部品を固定するためのはんだが盛れる箇所になっており、基盤のパターンのみで部品をつないでいくいわゆるプリント基板とは別のものになっております。

 なので、ユニバーサル「基盤」とはいいましてもこれも背面で部品の足と足をつないでいく形になっております。はんだ自体が通電するため、部品の足を繋げずはんだを順々にランドに盛っていくことで導通を確保するパターンもありますが、当店では部品と部品の心の繋がりを大事に、しっかりと部品の足同士を延ばし、時には絡めあうことで音質を追求しております。

タレットボード


 配線の都合上、部品点数の多いものはケースの大きさの関係上ラグ板などで仕上げることがむずかしいのが難点ですが、音質劣化の観点や、通常のプリント基板では使いにくいサイズの高音質なコンデンサなどを使用することができます。
 また意外な副産物としては実は修理もしやすい、という利点もありますプリント基板のパターン剥がれや、ランド剥がれなどと違いある程度修理は容易であることも利点の一つですね。

同じトゥルー繋がりでトゥルーバイパスに関してもいつか解説してみたいと思います。
   (いっちょあがりました、新説!最新版トゥルーバイパス解体新書!?)
         https://ambientone.net/other/139/

コロナでソーシャルディスタンスが叫ばれる中、部品同士のはんだによる温かいつながりを眺めながら秋を待つのはいかかでしょうか。

カテゴリー
その他

ブ~スタ~ってなんですの!?3

 おそらくこれで最後のこのざっくりブースター解説シリーズ、今回は応用編と変化球編です!JKです!

5、オーバードライブをブースターとして使う。
 はい、これもいまや定番の方法ですね。80年代あたりからハードロックやブルースの世界でもI社のチューブスクリーマー(TS)やB社のOD-1を、軽く歪ませたアンプ(激歪でもOK)の前に繋ぎ、ゲインを稼ぐというやり方ですね!

 特にTSあたりはミドルにほど良い倍音成分を加えてくれ、音を一歩前に押し出してくれると同時に、ローのもたつく部分をカットしてくれるために気持ちよく音を前に押し出してくれます。ほどよいゲイン感も人気の秘訣でしょうか。
 ブルースやロックなどでは、レベルのみをあげ、ゲインを抑えたブースターとして使用したり、ハードロックやメタルなどではゲインつまみも上げゲインをアンプのゲインと合わせてリッチなハイゲインサウンドに仕上げることもできます。

 有利な点としましては、それ自体がある程度歪を発生させるため、増幅させられる歪の量の幅が広いことや、そのペダル自体のカラーが積極的に音域に影響をあたる事などです。
 また、音量(レベル)をあげることによって、後段の歪を増幅するクリーンブースターでは、後ろに繋ぐものによって課題入力によって音飛びや音割れを起こしてしまうものもありますが、それ自体は歪むODはレベルを抑えてもゲイン量を積極的に操作することが可能です。

 不利といえる点に関しては、先程の有利な点と逆なことがいえ、その歪ペダルのカラーが強くでてしまう場合があることでしょうか。
 また音量(レベル)をブーストさせる目的で使用する場合、前回とりあげましたクリーンブースターの方が音量の単純な増幅量も大きく、後段や前段へのペダルへの音色の変化の影響も少ないので 用途にあった選び方が大事になってきます。

 このやり方で有名な人は名前を挙げきれませんが、この使い方を広めた立役者としてはやはりスティーヴィー・レイヴォーンさんですね。

6、EQをブースターとして使う。
 これも知る人ぞ知るブーストの仕方の一つですね!B社さんのGE-7等のレベル摘みのみを上げいわゆるクリーンブースター的に使用する方法の一つです。

 この方式の利点としては、欲しい帯域の音も同時にEQ摘みを弄ることによって増減できることですね。もともとEQとして設計されているため、いわゆる歪ペダルに搭載されているEQ摘みよりも設定できる周波数帯も多く、効き幅も大きいものが多いためバッキング用の設定をしているところから、アンプのチャンネルを一つ増やしたかのように音色とゲイン量を一気に操作することも可能なところでしょうか。

 不利な点としましては、あくまでもこれ自体は歪を生み出さない設計が基本となっておりますので、ゲイン量を劇的に増やすことはできないことでしょうか。


 ぱっとでてくる有名なギタリストとしては、ダイムバッグダレルやケリーキングさん達です。