こんばんはJKです、とっても寒くなってきましたね!
12月2日といえばそう!ナポレオン祭りです!1804年のノートルダムでのあの華やかな戴冠式、そして翌年のアウステルリッツの3帝会戦(あらゆる戦史の中でもっとも心躍る戦いの名前ではないでしょうか)
そして孫のルイ=ナポレオンが1852年にはフランス皇帝に即位したのもこの日といわれてるとかいないとか!
さて、今回ははんだの個人的な選び方です、が、が、が
どこのどのメーカーのはんだがどんな音がするとかではなく、作業性においての
個人的に重要だと思われる点を解説していけたらと思います。
ギターやペダルをはんだづけする際においては、ケーブルへのよびはんだ、ポットや
ジャック部への盛り付けるようなはんだづけ、基盤のホールへ流し込むようなはんだづけ、大きくこの3つに分類されるかと思います。
個人的なはんだの選定方法としては、はんだづけ後の艶、流れやすさ(さらさら度合)、その香しきかほり、逃げる際にはんだを煙幕代わりにする煙度合にわかれています。
予備ハンダをする際には、特に捩り線の場合においては流れやすいサラサラとしたはんだが圧倒的に便利です、予備ハンダはある程度しっかりと内部の芯線まで流す必要がありますので流れやすいケ☆44などが定番でオススメです。
ケ☆44はとても流れやすく、艶も出やすい使いやすいはんだで定番になるのも頷けるのですが、ポットの背面等につける際、慣れていない人だと球をうまく作ることができず、ベチャー!とナンを引き延ばしたようなはんだの上にタンドリーチキンが乗ってしまったようなハンダになりがちです。
ペダル類を配線するときに、基盤にはんだづけするのにも使いやすくおススメできます。
私は予備ハンダは基本的にケ☆44で行い、ポットの裏へ配線する際はもっと粘度が高く、個人的には音質的にも優れていると思っております流れにくい硬めのはんだを使用しています。
もちろん、リペア作業の際にはケ☆スタ44がご希望であればケ☆44での作業も可能です!
当店で使用しておりますポットのアース部等やスイッチの重要な部分に関しましては音質と導電性、仕上がりの良さからケ☆44ではないはんだを基本的には使用しております。
また、音質を重視するというオーディオマニアのために、銀入りのものやプラチナ入りのはんだも存在します。
彼らはヤニの含有量の少なさや銀やその他の混合物がはいっているため、ケ☆44のような綺麗な銀色の玉ではなく、灰色気味だったり、濁り気味のカラーに仕上がってしまうものが多い為、見栄えを大事にする方にはお勧めできません。
長くなってしまったので、続きはまた次回!
あなたもファズフェイス、ビッグマフ、オクタヴィアを並べて、アウステルリッツの3帝会戦について思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。